MINI全モデル比較イメージ

【決定版】MINI全モデルの選び方|3ドア・5ドア・エースマン・カントリーマン・コンバーチブルの違い

MINI選びは今、かつてないほど複雑で、面白くなっています。 伝統のMINIクーパー「3ドア」「5ドア」に加え、SUVの「カントリーマン」は大型化し、 さらにEV専用のSUV「エースマン」が登場したからです。

「自分はガソリン車でいいのか、EVにすべきか?」
「エースマンと5ドア、サイズ以外に何が違う?」

本記事では、最新のMINIファミリー全モデル(生産終了したクラブマン含む)を網羅し、 「サイズ・用途」×「動力(ガソリン/EV)」の2軸で整理した比較決定版をお届けします。

この記事でわかること

  • MINI全モデル(エースマン含む)のスペック比較と立ち位置の整理
  • 「ガソリン」か「EV」か、ライフスタイル別の選び方
  • 使い方別に、どこで向き・不向きが分かれるか(判定基準)
  • 検討時に迷いを減らすための判断軸(思考整理のフレーム)

1. 【全体像】MINIモデルラインナップ判定表(2026年版)

MINIのモデル選びは、まず全モデルを「ボディタイプ」「選べる動力」で俯瞰することから始まります。

車両 モデル名 ドア/定員 サイズ感 パワートレイン こんな人におすすめ
MINI COOPER 3-DOOR MINI COOPER
3ドア
3枚/4名 コンパクト ガソリン
電気(BEV)
MINIの原点を味わいたい
独身、通勤、デザイン優先
MINICOOPER 5-DOOR MINI COOPER
5ドア
5枚/5名 標準 ガソリン 伝統的MINI+実用性
EV環境がないマンション住まい、後席利用あり
MINI Aceman ACEMAN
エースマン
5枚/5名 標準ワイド 電気(BEV)専用 新時代の「ちょうどいい」
5ドアより広くカントリーマンより小さいSUVが欲しい
COUNTRYMAN COUNTRYMAN
カントリーマン
5枚/5名 ラージ(SUV) ガソリン
ディーゼル
電気(BEV)
ファミリーの主力・アウトドア
家族4人、長距離旅行、キャンプ
MINI COOPER 3-DOOR CONVERTIBLE
コンバーチブル
2枚/4名 オープン ガソリン 開放感とエンジンの鼓動
風を感じるドライブを楽しみたい
Clubman CLUBMAN
クラブマン
6枚/5名 ワイド(ワゴン) (ガソリン/D) 唯一無二の観音開きワゴン
上質さと低重心な走りを中古で探す方

2. モデルごとの特徴と選び方(詳細解説)

2-1. MINI Cooper 3ドア (The Legend)

MINI Cooper 3ドア

MINIのアイコン。新型では「ガソリン」と「電気」の2つの顔を持ちますが、 デザインの純度は共通です。

  • 強み: ゴーカートフィーリング(キビキビした走り)が最も強い。
  • 注意点: 後席と荷室はミニマム。EV版は航続距離と自宅充電環境の確認が必須。

2-2. MINI Cooper 5ドア (The Compact Family)

3ドアの実用性を高めたモデル。新型にはEV設定がなく、ガソリン車のみとなります。

  • 強み: 伝統的なMINIのスタイルで、後席ドアがある安心感。「充電を気にせず走りたいが、サイズは小さめがいい」人に最適。
  • 立ち位置: EVのエースマンが登場したことで、「ガソリン派の実用MINI」という役割が明確になりました。
MINI Cooper 5ドア
詳細記事 【徹底比較】MINI 3ドア vs 5ドア|後悔しないための「後部座席」と「走り」の真実

2-3. MINI Aceman (The First Crossover EV)

MINI Aceman

★新登場モデル
5ドアとカントリーマンの間を埋める、MINI初のEV専用クロスオーバーです。

  • 強み: 5ドアより広く、カントリーマンより取り回しやすい「日本の都市部に最適なサイズ(全長4080mm)」。EV専用設計による広い室内。
  • 注意点: ガソリンモデルが存在しません。自宅充電環境がない場合は運用シミュレーションが必要です。

2-4. MINI Countryman (The Adventurer)

旧クロスオーバーから名称変更し、ボディサイズも拡大しました。

  • 強み: ファミリーカーとして申し分ない広さ。ガソリン、ディーゼル、EVと全方位の選択肢があります。
  • 注意点: 全幅・全長ともに立派なSUVサイズになりました。立体駐車場の制限に注意してください。
MINI Countryman
詳細記事 【検証】ミニクロスオーバーは「やめとけ」?後悔する人の3つの共通点と対策

2-5. MINI Convertible (The Open Air)

MINI Convertible

電動ソフトトップを開ければ、世界が変わります。新型でもエンジンモデルが継続されました。

  • 強み:常に「主役」になれる車。Z型に折りたたまれる幌は走行中(30km/h以下)も開閉可能。
  • 注意点:荷室容量と静粛性はクローズドボディに劣ります。それを愛せるかどうかです。

2-6. MINI Clubman (The Legacy)

※新車販売終了、中古車のみ
シューティングブレーク(ワゴン)の独特なスタイルは、今なお根強い人気があります。

  • 狙い目: カントリーマンが大型化した今、「背が低くて荷物が積めるMINI」はクラブマンだけ。認定中古車での指名買いが多いモデルです。
  • 新車での代替案: 広さと質感を求めるなら「新型カントリーマン」、サイズ感を維持したいなら「新型5ドア」か「エースマン」が比較対象になります。
MINI Clubman
詳細記事 【中古車選び】MINIクラブマンは今が狙い目|生産終了後の「価値」と「前期・後期の違い」

3. 「エンジン」か「電気(EV)」か?新しい判断軸

ガソリンか電気か。MINIのパワートレイン選択

これまでのMINI選びに加え、パワートレインの選択が重要になります。

  1. ガソリン/ディーゼルを選ぶべき人
    • 自宅に充電設備が設置できない(マンション等)。
    • 長距離ドライブ(片道300km以上)を頻繁に行う。
    • エンジンの音や振動の変化を楽しみたい。
    • 対象モデル: 3ドア、5ドア、カントリーマン、コンバーチブル、クラブマン
  2. 電気自動車(BEV)を選ぶべき人
    • 戸建て等で、自宅に充電環境(200Vコンセント等)を設置できる。
    • 日常使いは街乗りや送迎がメイン。
    • スマホのような先進的な操作感や、シームレスな加速を好む。
    • 対象モデル: 3ドア(E/SE)、エースマン、カントリーマン(E/SE)

4. 比較の要点:迷いやすい2モデルの決着

Q. 「5ドア」vs「エースマン」

「5ドア」vs「エースマン」
  • 5ドア: 背の低い伝統的スタイルが好き、またはガソリン車が必要ならこちら。
  • エースマン: SUVスタイルが好き、先進的なEVに乗りたいならこちら。 室内空間はエースマンの方が余裕があります。

Q. 「新型カントリーマン」vs「中古クラブマン」

「新型カントリーマン」vs「中古クラブマン」
  • 新型カントリーマン: とにかく広さと最新機能を優先するファミリー向け。
  • 中古クラブマン: 「立体駐車場に入る高さ」や「ワゴンの気品」を重視する方。 カントリーマンより一回り小さく扱いやすいです。

5. 注意点とFAQ

Q. JCW(ジョン・クーパー・ワークス)は別モデルですか?

A. 基本的には各モデルの「高性能グレード」という位置づけですが、専用の足回りや内外装を持つ特別な存在です。 新型ではガソリンのJCWに加え、EVのJCWも登場しています。

Q. 新型カントリーマンと旧型クロスオーバーは別物?

A. 系譜は同じですが、サイズが異なります。新型カントリーマンは全長・全高ともに拡大しており、 実質的にクラスが一つ上がった感覚です。取り回し重視なら、あえて旧型クロスオーバー(中古)を探すのも手です。

6. まとめ:あなたに合うMINIは見つかりましたか?

2026年のMINI選びは、複雑に見えて実はシンプルです。以下の3ステップで整理すれば、自然と1台に絞り込まれます。

MINI選び 3ステップ
  1. サイズ(用途)を決める
    コンパクト(3ドア) vs 実用(5ドア/エースマン) vs ファミリー(カントリーマン)
  2. 動力(環境)を決める
    充電を気にせず走りたい・マンション住まいなら「ガソリン/ディーゼル」
    自宅で充電できる(戸建て等)・先進性重視なら「電気(EV)」
  3. スタイル(好み)で決める
    最後は「見た目」と「ワクワク感」で選んで正解です。

本記事について

全国MINI最優秀・優秀ディーラー賞を通算3度獲得のNicole MINIが、MINI正規ディーラーとして販売・顧客対応を行ってきた知見をもとに構成しています。
※本稿は、MINI各モデルの違いを「総論」として整理し、個別の結論(最適仕様の断定・個別判断)は個別テーマ記事で扱います。